納品形態は、シール作成の種類によっていくつかあります。1枚のシートに対して複数並んでいるシートカットタイプがあります。シートに対して枚数指定ができると、紙の大きさに合わせた対応が可能です。概ね格安でしてもらえる形状となっており、手で自分でシールを貼る場合に適しています。
シールが1枚ずつに分かれている、1枚カットタイプもあります。店舗紹介やイベントの際に、ノベルティーの用途でお客さんに配布するケースに良く用いられています。概ね大きなラベルのシール作成では1枚カットで、費用が掛からず格安で仕上げられます。一方、小さいラベルなら費用がかさみやすいです。
なお、見積もりや料金設定でシール作成の確認をするにあたり、シート数でない場合があります。その点は、予め確認しましょう。
工場など業務用で使用する形状の場合
シール作成の種類は、業務用に適したものがあります。巻き取りタイプは、全くカットしてない状態で印刷をされています。工場など機械でシールを貼る際に良く用いられており、大量にシール作成の依頼をすると格安となります。
依頼する前に失敗を防ぐためには、デザイン以外に紙管が出る方向や直径、ロール巻きの使用を予め確認しておく必要があります。なお、ロールの最大外形サイズは概ね350mm以内ですから、自分の会社で使用できるか否かも確認しておきましょう。シール作成にあたり、室内用として仕上がる場合が多いので、室外を希望する際は業者に確認する必要があります。
入稿後のカットラインは、四角形以外に楕円形や円形など、様々な形があります。入稿前にカットするデザインを決めることも必要です。

断裁仕上げの場合
オフセット印刷などの方法でシール作成を行った場合、抜き加工を行わず断裁によって仕上げる方法があります。抜型を作る必要がなく、格安でシールの作成をしてもらいやすくなります。別途、断裁に要した費用が掛かる場合がありますので、見積もりの際に確認をしておきましょう。
の際に使用する紙のセパレーターは、糊を保護している役割を果たしています。グラシンセパレーターは、厚口の剥離紙を用いており、シール作成において断裁仕上げに適しています。シールを機械によって自動で貼る際には、グラフトセパレーターが適しています。ただし、ロール仕上がりにしてもらいましょう。
糊を選ぶ際は、普通タイプ以外に食品用やコンクリートに対応可能な粗面用、頑丈に貼れる上に剥がしやすい強粘再剥離タイプなどがあります。用途に合わせて選ぶと、コスパの高いシール作成ができます。